不動産おもしろ体験談

色々な不動産に関する体験談大募集!
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なにやってんの!!?2002.11.18

一組目この方は私がまだ新人の頃に中古住宅を購入して頂いたお客さんです。私の勤めた会社は主に新築戸建を中心にした販売会社で中古住宅は新築住宅を購入された方の家(一軒家やマンション)などでメインが新築なので中古住宅を探しに来られたお客様は私ども新人が接客を担当してました。この時に私が担当したお客さんで40代後半のオバサンで生命保険会社に勤務・年収800万・家族3人だったと思います。このオバサンに「古くてもいいから広めの一軒家ないの」と言われたので土地が23坪くらい築年数13.4年の家を紹介しました。(当時の新築戸建は平均8坪〜12坪くらいが主流で23坪あればけっこう広かったと思います。)

そのオバサンをその中古住宅に案内すると一人でブツブツ言いながら「あんたも営業マンやろ!ちゃんと営業せんかいな!ここ買うわ!」と後日に契約をしましたがオバサンは持ち家でマンションを持ってました。オバサンは「私も知り合いの不動産の社長に頼んでマンションを売りにかけるから!売れへんかったらあんたの会社で下取りしてや」と言ってました。私は会社に交渉し80uほどのマンションに6200万円の査定価格を頂ました。(当時はバブル全盛期でしたのでこの価格帯はめずらしくは無かったです。今このマンションは1000万前後です)オバサンに「6200万円で下取りします。」と言うとオバサンは「あんた何言うてんの安いわぁー知り合いの社長に聞いたら6800万くらいで売れるて言うてたで、
下取りはもういらんわ!こっちで売るから」と・・・
この一言がオバサンが損をするとは私も分かりせんでした。

オバサンが購入した家は中古のため私の会社の工事部が少し改装する事となり引渡し(決済)も近くなって来た頃オバサンから電話があり「庭の植木に水あげたいから鍵貸してくれへん」と言われたので私は何も考えずオバサンに鍵を渡しました。オバサンは「しばらく借りとくで」と言って、うれしそうに帰りました。

三日後に現場事務所に上司から電話がかかってきました上司はすごく怒りながら
「お前どないなっとんじゃー中古のオバハン引越ししとるらしいやんけ
(購入中古物件に)まだ金ももろてへんのに火事とかなんかあったらどないするねんボケ!」「今すぐ追い出して来いボケ!なんかあったらお前の責任やぞ!ガチャ」と・・・
私はすぐに工事部に連絡を取り事情を聞くとオバサンは頻繁に来ては「工事・・・いつ頃に終わるん」と聞いてたらしい工事が終わると同時に荷物を入れだしたらしい。工事部の人は(おかしいな・・・)と思い私の上司に言ったみたいです。
私はまずオバサンの家(マンション)に行きましたが留守でした。
そしてオバサンが購入した物件に行くと・・・な・なんと家には明かりが点いておりピンポンを鳴らすとエプロン姿のオバサンが出てきました。
オバサンは私にビックリしてました。
私・・・「何してますの?勝手に引越しして」   
オバサン・・・「ちゃうねん・ちゃうねん」   
私・・・「どう言う事ですの?」
オバサン・・・「ちゃうねん主人が怒ってんねん」   
私・・・「そんなん関係ありませんわ!ご主人と話しますわ」
オバサン・・・「そんなん言わんと二階に上がってや」   
私・・・「二階に上がってて?まだ奥さんの家とちゃいまっせ」

そして私は二階に上がるとき奥の部屋を覗くとまだ一度も見た事の無いご主人が晩ご飯をおいしそうに食べてました(オイオイ)
二階では
私・・・「どういう事ですの?」   
オバサン・・・「知らんかってんからヤイヤイ言いなや!」   
私・・・「奥さん初めて家買ったんと違うでしょ」
オバサン・・・「知り合いの社長(不動産屋)かまへんて言うてたもん」   
私・・・「その社長、呼んでくださいよ」   
オバサン・・・「・・・・・」
私・・・「とにかく必要な物を持って今すぐ出てくださいや」   
オバサン・・・「なんでやのん」   
私・・・「奥さんね・・・よう聞いてや」
私・・・「この家はまだ奥さんの家と違うねん私どもの会社が所有
       している家なんですよ勝手に
     夕飯まで作って火ぃ使ってますけど火事になったらどうしますの?
      責任とってくれますの?
     荷物を全部とは言いません必要な物だけ持って行ってください。
       電気も切るんで」
オバサン・・・「冷蔵庫の中の物が腐るやんか」   
私・・・「じゃー冷蔵庫も持って行きはったら」   
オバサン・・・「あんたな!そんなえげつない事よう言うわ鬼やな」   
私・・・「えげつないのは奥さんですわ!無断で勝手に入居して!!
     おまけに飯まで作って!!!
       では、二時間後にまた来ますので・・・それでは」

二時間後にその家に行くと誰も居てなくて鍵はポストにありました。

後日、私はオバサンに呼び出されてマンションに行くとオバサンは
「いきなりあんたに出て行けて言われてビックリしたわ!私、
心臓弱いねんから・・・あれから調子悪いねんから・・・」
 (ビックリしたんはこっちやで)
オバサン・・・「それはそうとこのマンション売れへんねんけど、
あんたとこの会社で6200万円で下取りしてや」と言ってきました。

後日このオバサンはマンションを5500万円で当社下取ってもらったらしい・・・
決済でお金を用意できないオバサンは渋々5500万円で売ったらしい・・・
(アホや!足元見られよって)
最初に私が提示した6200万円で下取り契約をしてたら700万円も損をしなくて済んだのに・・・・・
おわり

投稿名:不動産太郎さん



生まれる〜!!2000・11・13 
私は、とある不動産会社の営業マンです。先日のことです。
以前から物件を紹介していたお客さんなのですが、そのお客さんの希望条件に合う、いい物件が見つかったので、早速連絡しました。
「見に行きましょう」と勧めると、ご主人は出張中で2週間ほど帰って来ないとの事。私は「それじゃあ仕方ないですね」とあきらめると、奥さんが、「私、見に行きます!」という返事が・・・・・。しかし・・この奥さん妊娠していて、おまけに臨月です。私は「奥さんもう生まれるんでしょう?、ご主人が帰ってくるまで待ちましょう」というと、「だ〜いじょうぶ!他の人に先越されたら、腹立つやん!」と元気な返事が帰ってきました。私はとても不安でしたが、本人の強い希望があり、仕方なく物件を案内することに・・・無事、物件に着き、案内をして、本人も気に入ったようです。「これ、買うわ!」と言ってくれましたが、なにか、汗ばんでいます。そうこうするうち、その奥さんはしゃがみこみ、「ヒー・ヒー・フーフー」と、ラマーズ法?を始めたじゃぁあ〜りませんか!私は、予感していた恐怖が現実のものとなり、あせりました。「奥さん!!大丈夫ですか??」、「あ・・あかん・・生まれそうや・・」、「え〜っ!!生まれる〜??」私はパニックになり、おたおたしていましたが、とりあえず、携帯電話から救急車に電話しました。救急車は5〜6分ほどで到着。なぜか、私も救急車に一緒に乗り込むことに・・どうやらご主人と思っているらしい。救急車の中でも私は、その奥さんの背中をさすり、時折「がんばって!」と声を掛け、まるでご主人みたいでした(僕、独身なんですけど・・・)。そして、やっと、産婦人科病院に着き、私は、「フー・・やっと開放される・・・」と思っていると、タンカーに乗せられた奥さんが「ふー・・ふー・・ぶっ・・物件・・止めておいてや!・・」私は「う〜ん・・よっぽど気にいってんな」と女性の強さには本当に感心しました。そのとき、助産婦?さんがきて、「あ!!もう頭でてる!!」と叫んでいました。すると、看護婦さんが私の手を引いて、「ご主人は、こっちで待っていて!」いわれ、私は(ご主人じゃないんですけど・・・)と思いながら、結局待つことに・・それから30分程経ったでしょうか、奥の分娩室から「おぎあぁ〜」と元気な声が聞こえてきました。私の子供ではないけど、なにか、感激しました。そーするうち、看護婦さんが、生まれたての子供を連れてきて、「元気な女の子ですよ〜!」と私に言ってきました。私は、思わず「ありがとうございます」と深深と頭を下げながら、心で(私・・ご主人じゃあ、ないんですけど・・・・)と
何回もつぶやきました・・・・

投稿名:なにわの営業マン


先日、とある分譲マンションを購入しました1999.12.10
眺望を重視していたので最上階を検討した時のこと。最上階なので「夏は暑くないですか?」と、営業担当に質問した所、「今時のマンションはそんなこと対策済みですよぉ」と自信たっぷりだったので、購入を決意!しかし・・いざ住んでみると、クーラーがんがんつけても全然きかない・・頭に来た私は、当時の営業に詰め寄りました。すると、以外にあっさり非を認め、設置してくれたのが、業務用のエアコン・・・・おかげで、室内では夏と冬が逆になりました。

投稿名:K.H


恐怖の館・・・・・1999.12.30
1ヶ月ほど前、念願の一戸建マイホームを購入しました。中古ですが、建物もキレイで、庭も広く家族一同、とても幸せな日々を送っていました。すると、突然台所で、家内が「ぎゃーーっ!!」と悲鳴が・・台所へ恐る恐る行ってみるとコウモリが一匹キッチンの戸棚にぶら下がっていました。どこかの窓から入って来たのだろうと、窓を開け追い出しました。「ここは郊外だからこんなこともあるさ」と家族をその場では納得させ一旦その場は落ち着いたのですが・・ある夜就寝していると
「カサコソ・・ゾリゾリ・・パタパタ」と天井からゴキブリとねずみが争っているような不気味な音がしているので気になって懐中電灯をもって、屋根裏点検口から屋根裏を覗くと、なんと・・そこには約40匹くらいのコウモリが・・・!!「ウゲーーーーっ!!」と思わず悲鳴をあげると、パニックになったコウモリが一斉に部屋の中へ、家族は慄き、一瞬にして恐怖の館へ・・・・・
そー言えばこの家を買うとき、屋根の空気口に紙が詰めてあったので、前入居者に聞くと「虫が入るから・・・」と言っていた。あの時ちょっと顔が引きつっていた気がする。皆さん、家を買うときは、屋根裏の点検も忘れずに。

投稿名:関東のとある郊外


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